コンタクトによる目のトラブル
コンタクトレンズによる目のトラブルの多くは、レンズをつけたまま眠ったり、1週間用のレンズを3週間以上も使ったりといった間違った使い方のせい。充血したらすぐにレンズの使用を中止して、眼科医に診てもらいましょう。また、目の具合が悪いときは無理して使い続けるのはやめ、メガネを使いましょう。
【巨大乳頭結膜炎】目やにが多くなり目がかゆくなってきたり、上まぶたの裏側(結膜)にブツブツ(乳頭)ができるアレルギー性疾患。原因はレンズに付着した変性タンパク質で、ソフトレンズ装用者の20%に発症しています。抗アレルギー薬を点眼し、レンズの装用をしばらく中止すると治ります。ソフトレンズの煮沸やつけおき洗浄をやめて、クリーナーによるこすり洗いやコールド洗浄にし、装用時間を少なくすることで予防できます。
【角膜上皮障害】角膜に傷がつく障害のことで、自覚症状がないものから、異物感や目がしみるといった軽度のもの、激しい痛み、充血、まぶたのはれなどが生じるものまであります。角膜上皮の炎症に細菌感染が重なると、失明につながることも。すぐにコンタクトレンズの装用をやめ、感染が疑われる場合は原因菌を調べて抗生物質を使います。治った後もハードレンズにしたり、装用時間を短くしたほうがいいでしょう。
【角膜内皮細胞障害】自覚症状が全くないまま進行します。黒目の透明性を維持するための角膜内皮細胞は、加齢とともに減少し70歳で半減するのですが、コンタクトレンズの使用で減少が激しくなります。角膜内皮細胞が減少し過ぎると、年をとってから白内障の手術を受けようと思っても受けられないことがあります。原因は、角膜の慢性的な酸素不足です。定期的に角膜内皮の検査を受けると予防できます。細胞数の減少が激しい場合、使い捨てレンズや酸素透過性の高いレンズに変えることがすすめられます。

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