口臭
健康な人の口腔内には、およそ100種以上の細菌が常在し、歯垢や歯石には、10億とも100億ともいわれる歯周病菌がいるといわれています。また、口内炎などの口腔内の粘膜の病気で細菌が繁殖したり、舌の上につく舌苔(ぜつたい)が多いと口臭が発生する要因になります。唾液の分泌量にも関係があります。緊張時や、就寝中などは唾液不足となるため、唾液の自浄作用が低下し、細菌の繁殖につながります。ですから、朝起きたときには口臭がきつくなりますし、ストレスが多いと緊張するため、唾液が減少し口臭が出てきます。口腔以外には、内臓疾患が原因の場合があります。糖尿病では甘酸っぱいアセトン臭、胃潰瘍ではアンモニア臭、肝機能障害ではネズミのようなアミン臭がします。
【口臭の予防法】まず虫歯や歯周病の治療が先決です。治療後は歯垢や歯石がつかないよう、きちんとブラッシングし、一般では取りきれないものは、定期的に歯科医にいって取り除いてもらいましょう。緑茶のカテキンなどのポリフェノール類やクロロフィルには消臭効果がありますので、緑茶でうがいをするのもおすすめです。口のなかが乾燥しないようにすることも大切です。ストレスをためず、緊張しないように心がければ唾液分泌も多くなります。

 ガムやアメで口臭を抑制するのは唾液分泌の促進にもなりますが、根本的な解決にはなりません。さらに、常に中性に保たれている唾液のph値を変動させてしまうこともあります。ガムやアメ、洗口剤などを使いすぎると、唾液が酸性に傾き、口臭の原因を作り出します。喫煙やコーヒーも口臭の要因になります。やめるのが難しい場合、喫煙本数を減らしたり、コーヒーを薄めたりすることで、かなり口臭は軽減します。

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